こんばんは🍹
今日も戻らず
思い出話をひとつ🍓
Rはお散歩デビューした頃は
にゃんこが好きな子でした
どんな動物とも仲良くなれるようにと
わんこが平気なにゃんこさんに
積極的に触れ合わせた結果でした
ところがそれは長くは続きませんでした
ある事件がきっかけで
にゃんこが怖い子になってしまいました
「Rとにゃんこの関係」晩年にはにゃんこも平気になるのですが
まだまだ苦手だった頃のお話です
あれはRが8歳の時
子宮蓄膿症で手術をして
Rを病院に迎えに行きました
(入院せず日帰りでした)
まず診察室で先生から手術内容を聞きました
その間まだRは入院部屋に入ってました
そこから看護師さんが連れてきてくれる予定でしたが
私が入院部屋を見てみたい、と申し出ると
快くバックヤードに入れてくれました
そこには壁一面に大小様々に区切られた入院用のお部屋がありました
縦に3段、横に3部屋で定員9頭
まるで3階建てのアパートのようでした
そのアパートのど真ん中の部屋にRはいました
そしてRの両隣と真上、斜め上と真下、斜め下には……
全部にゃんこで埋まってました!
つまり9床のうち6床がにゃんこ!
その中にポツンとRがいるのでした
しかもど真ん中(笑)
実はこのにゃんこたち、
病院で飼ってる子たちでした
のちに看護師さんから聞いたのですが
心ない人が病院の前に猫を棄てていくことがあるのだそうです
病院ならいいだろう、と思ったのでしょうか
ひどい話です
そして里親さんを探すのですが
全員に見つからないことも
そんなときは病院の子として引き取っていたということでした
(その看護師さんも計6匹引き取ったそうです)
その子たちが入院部屋が空いてるときに
そこに入れてもらっているのです
当時にゃんこが怖くてしょうがなかったR
本人には見えてないけど
実はにゃんこアパートにRひとり、という
Rが知ったらガクブル間違いなしの状況になってました
私が覗きに行ったとき
Rはこっちを向いておすわりしてました
私を見つけてにっこにこ!
にゃんこに超囲まれてるのににっこにこ!
知らぬが仏、とはこのことです
その後無事に家に帰りました
今でもあのにゃんこまみれだったRを思い出すと
微笑ましい気持ちになるのでした
今日もありがとうございます🍓
たい焼きの向こう側
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こんばんは🐾
今日は戻らず
ほのぼの話を書きます🍓
夜21時くらいになると
ちょこちょこと思い出してしまう
思い出のシーンです
今の家に引越してきてから
Rは1日2回だったごはんを3回にしました
お腹の減りすぎで吐くことがあったし
年齢的にも3回の方が体にも優しいので
朝はお散歩から帰ってから(7時くらい)
昼は私が仕事から帰ってから(14時くらい)
そして夜は22時くらい
という感じにしていました
朝はお散歩から帰れば食べれるし
昼は私が帰ってくれば食べれます
だけど夜は
私がそばにいるのに
22時にならないとごはんが出ない……!
Rにとっては
3食の中で最もじりじりする時間だったはず
夕方のお散歩から帰って
その後しばらくまったり
20時を過ぎるあたりから
Rはちょこちょこと私をチラ見するようになります
私に背を向けて寝転がってても
わざわざ首を持ち上げて振り返りチラ見(笑)
私はRの言いたいことがわかってるので
わざと知らない顔をします
「R、どしたの?まだだよ」
と言うとまた元の体勢に戻って
豪快な鼻ため息をつきます(笑)
そんなことが何度か繰り返され
21時を過ぎるあたりから
私のすぐ隣にびしっとおすわりしに来ます
そして猛烈アツい視線を飛ばしてきます
もうほんとに笑えるくらいの真剣さで
一瞬も目線を外しません!
それでも私はまだ「なあに~?」ととぼけます
そしてその後始まるのがRのツンツン攻撃!
私の腕や足に
お鼻で「つん!」としてきます
「つん!」というよりは「ぶん!」って感じでしょうか
そこそこ強めの圧できます
Rの心の声としては
「ママ~ あたしおなかすいたとおもうわ~」
って感じだと思います
しばらくこの攻防は続き
「ぶん!」
「まぁだ もうちょっと待ってなさい」
「ぶん!」
「まだ早いってば おりこうにしなさい」
「…………ぶん!」
「あー!もー!わかったよー!ごはんね!」
とたいてい私が降参!
そしてかなりの勝率で
Rはフライング晩ごはんになりました(笑)
毎日のことだったので
あまりのしつこさに「もーーー!!!」
となってしまったこともありましたが
わんわん言うこともなく
ただ無言でじっとあの手この手で攻めてきたRが
かわいくて愛しくて大好きです
今日もありがとうございます🍓
アツい視線攻撃の開始
知らん顔してると……
さらに知らん顔してると、座り位置を変えたり……
そしてまた……
無言の訴え!
Rの勝ちだよ
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こんばんは🐠
今日は戻ります🍓
2017年4月12日
Rをお空へ送り出して2日目です
昨日はトイレを片付けました
ずっとRのためにだけ走り続けてた私は
いきなりやってあげられることがなくなって
でもどうしても何かしてやりたくて
なぜだかRの物を片付ける、という訳のわからない方向へと向かいました
後になってあの時の気持ちを分析すると
あえて片付ける、ということを
「私はRのために頑張っている」と
「R、ママは頑張ってるよ」と
そんな風に思いたかったのでしょう
Rに関することを何かしていたかった
悲しすぎて辛すぎて
時間が進まなくて
何をして過ごしていたらいいのか
本当にわからなかったのです
トイレのなくなった部屋は
その一画だけが違う部屋のようでした
それはとっても寂しいことでした
そしてこの日、
また私は片付けへと身を投じました
この日片付けたのは
Rがとても大事にしていて大好きだった
「おかしの機械」(オートフィーダー)です
「おかしの機械」最後の方はRはおやつさえも食べれなかったので
もっと早くに片付けてあってもおかしくなかったのですが
もしかしたら食べれるかも、
という思いのもとに
最後までいつもおやつを入れた状態で
Rのそばに置いていました
またおかしの機械の前に
しばらく座り込んで
「R、おかしいっぱいリュックに持ってったから、もうおかしの機械はなくてもいいよね 大事にしまっとくね」
と見えなくなったRに語りかけました
そしてまた
「おかしいっぱいあるわ~ いいとおもうわ~」
という聞こえないRの声を無理やり聞き取りました
結局食べれなかったおやつを取り出して
お皿を洗いながら
いろんなことを思い出して
またグシャグシャのボロボロになりながら
ゆっくりゆっくりキレイにして
届いた時の箱の中にしまいました
これには本当に助けてもらったし
Rも本当に溺愛していたので
思い入れはとても深いものでした
Rがこの機械にベッタリだったので
おうちでRの写真を撮るとよく、
おかしの機械も写り込んでました
おかしが出る時のカチッという小さい音に
いつも寝ててもガバッと起きて
本当に楽しそうにのぞいていました
たまに違う音に反応して
慌ててのぞきに行って
おかしがなかった時は
必ず私を振り返って何かを訴える目で見つめてきました
たまらなくかわいかったです
今も愛しくてたまりません
そのおかしの機械は
2つとも(ひとつ壊れたので2台目がある)
届いた時の箱の中にしまわれて
隣の部屋に置かれています
その箱を目にする度に
心がざわざわします
今日もありがとうございます🍓
おかしが出てくるのをひたすら出待ち(笑)
食べた!
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こんばんは🐟
今日は戻らず
また最近の思いを書いていきます🍓
最近、というか
いつからそう思うようになったのか
わんことお散歩してる人を見ると
ちょっと不思議な気持ちが湧きます
「私もああだった?」と
実際には1年と10ヶ月少しですが
もっと長いことRがいないような感覚の私には
Rとお散歩してたのが
ずっと前のことのようで
それは本当にあったことなのかと思うくらいで
お散歩している人を見ると
自分もあんな風にしていたのだな、と
何だか改めて思うのです
ああやってリードを持って
お散歩バッグを斜めかけに持って
忘れずにうんち袋とお水と
ミニタオルとおやつ
暗いときはRの首輪に付けてるミニライトを点けて
いつも仲良く並んで
私を見上げるRと何度も微笑みあってた
激寒の時はひぃひぃ言いながら
でもやっぱり楽しくて
今日みたいに少しあったかくなってくると
うれしかったなぁ
春は何だかウキウキしたけど
春にRが旅立っちゃったので
こんな風に春を感じると
今は寂しさを感じてしまいます
お散歩してるわんこが楽しそうにしてると
私もうれしくなって
ニコニコしながら通り過ぎます
そしていつも心の中で
「楽しく過ごすんだよ 病気になりませんように」
とお祈りするのです
毎日お散歩に行ってたのにな
Rとお散歩したいな
特別なお散歩じゃなくていい
ただ一緒に歩くだけでいい
そんな思いに駆られると
思いっきり辛くなるので
そういう時はいつも
「またお散歩出来るんだから大丈夫 だから今は頑張って生きよう」
と自分を励まします
そして見えないRからの
「いつもいっしょ~ あんし~ん」
という声を無理やり聞き取って
また今日を越えていくのです
今日もありがとうございます🍓
お散歩の時の私からの景色
一生懸命歩くRをいつも見守っていました
しばらく歩くと……
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こんばんは🐋
今日は戻ります🍓
2017年4月11日
Rをお空に送り出した翌日です
それまで
Rのことだけでいっぱいだった私
Rのことだけに全力を注いでいた私
毎分毎秒がRのために過ぎて行ってました
とっても小さなことから
生死にかかわるとっても大きなことまで
本当に必死に一生懸命に
私の全てをRに使っていました
それがいきなり
全部なくなってしまった
私はいつものように
今日もRのために頑張りたいのに
何も出来ません
そこで私は変な方向へと動きました
Rのために何かしたい、という思いが
「Rの物を片付ける」ということに
なぜだか向かってしまいました
本来なら多分
しばらくは片付けられず
そのままになってしまうところでしょう
そこをあえて片付ける、ということが
何だかあの時の私には
「Rのために頑張ってる」というような
Rにも「ママ、ちゃんと頑張ってるよ」というような
そんな風に思えてしまったのです
今思えば訳のわからない思考回路ですが、
とにかくRのために何かしていたかったのです
この日は
Rのトイレを片付けました
Rは13歳でおうちトイレを学習させたので
(それまでは外派でした)
とても思い入れのあるトイレでした
「13歳の挑戦①」「13歳の挑戦②」普通のサークルの中にシートを敷いていたので
片付けるとなると解体しなければなりません
トイレの前に座り込み
しばらくいろんなことを思い出して
グシャグシャのボロボロになりながら
「R、もう使わないから片付けるよ いいよね」と見えないRに語りかけ
解体を始めました
初めてそこでおしっこ出来た時のこと
おかし欲しさにトイレに行ってたRのこと
DM(変性性脊髄症)のせいで
トイレの入口の段差に脚をぶつけるようになって
思いきって柵を全部外した日のこと
後ろ肢の踏ん張りがきかなくなって
滑り止めシートをトイレに敷いたこと
最後の方はおしっこの度に
Rのおしりを支えてあげたこと
とめどなく思い出が溢れ
さらにグシャグシャのボロボロになりながら片付けました
「R、ママ頑張ったよ」
「えらいとおもうわ~」
そんな声は本当は聞こえなかったけど
無理やりに、聞こえると思って
必死でRの声を聞いていました
こうしてRのために、という思いが
片付けの方向へと
これからしばらく向くことになりました
また続きを書いていきます🍓
今日もありがとうございます🍓
グルーミング大好き❤
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こんばんは🐳
今日は戻らず
ちょっとひと休みします🍓
うちの両親は
このブログにも度々登場していますが
どちらとも動物好きで
Rのこともとても愛してくれました
だからRが旅立った時は
両親もかなりショックを受けていました
そして私がどれだけRに深い愛を注いでいるかを見てきたふたりは
その後しばらく気を遣ってくれ
私から連絡しない限りは
何も連絡してこず
そっとしておいてくれていました
Rがいてくれた頃は
特にうちの父は
唐突にいきなりよくメールを寄越しました
それもたった一言
「10チャンネル」
とだけ!
最初の頃は???と思いましたが
そのチャンネルを見ると
そこには必ずわんこの番組が!
私にも、見ろ!ということです
時にはメールではなく
電話の時さえありました(笑)
動物番組は増えてきてるので
本当にしょっちゅうそんなことがありました
特にコーギーが出てるときは
必ず何かしら知らせてきました
Rが旅立ったあと、1週間経たないくらいの頃、
朝の「めざましテレビ」で
「今日のわんこ」というコーナーにコーギーが出てきました
それまでならこんな時、
すぐに連絡が来ていました
(両親もめざましテレビをみてる)
でもこの時は
メールも電話もありませんでした
私はその時
両親の思いやりを感じました
きっとRを亡くした私のことを
ものすごく心配してくれていたのだと思います
ただ私にはその時
しみじみ感謝するような余裕はありませんでした
母から時々短いメールはきました
「寒いね 風邪ひいてない?」とかそんな感じでした
全くRのことには触れずに
私はまだ普通に人と話せる自信がなくて
弱ってる自分も出したくなくて
毎週末に定期便にしてた母への電話も
ふた月くらい出来ませんでした
そしてどれくらい経った頃からか
父がまたメールを寄越すようになりました
つい2日ほど前にも
「○チャンネル」とメールが来ました
時が経ったのだなぁ、と
また改めて感じました
4月になれば
またあの日がやってきます
Rがいなくなって2回目のRの日です
時は経っても
私の気持ちはあの時のまま
Rを愛して止みません
今日もありがとうございます🍓
おいしいものをもらって、ぺろっ✨
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こんばんは🐊
今日は戻ります🍓
2017年4月11日
Rをお空に送り出した翌日です
Rがいない、という現実を目覚めた次の瞬間から思い知った私は
生き地獄のようだと感じながらも
ちゃんと生活するから、とRと約束したし
とにかく私がちゃんと生きてないと
Rがしあわせに暮らせないような
何だかそんな気がして
だからとりあえずは
「食べる」「寝る」を守っていました
Rがいなくなって第一日目
とても痛感したことがありました
Rがいないと「やらなければいけないこと」
「やること」が
極端になくなったのです
Rがいたときは
本当にやるべきことがいっぱいありました
元気な時だと
起床→身支度→お散歩→R朝ごはん→仕事→R昼ごはん→お散歩→R晩ごはん→寝る前のおしっこ
が最低限のスケジュールでした
具合が悪かったり、抗がん剤治療中とかだと
ここにさらに通院や薬の時間がプラスされます
スケジュールの合間には
おかしタイムがあったり
まったり甘えんぼタイムがあったり
それはとにかく
忙しくて楽しくてしあわせな
Rと私の毎日でした
この一連の「やるべきこと」が
いきなりなくなってしまったのです
Rが終末期の頃は
職場の上司の配慮で
ほぼ仕事はお休み状態でした
だから仕事はない
お散歩もない
そしたら外に出る必要がない
身支度もいらない
起きたままの格好でずっと
一歩も外に出ることなく
この世の終わりのような空間で
グシャグシャのボロボロになることを繰り返しながら
Rのことだけを考えていました
今日もありがとうございます🍓
何か(おいしいもの)を期待する目
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