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キミのためにできること

リンパ腫と闘い5年5カ月生存した愛犬にしてきたこと

2017/08/31(Thu)

抗がん剤⑤シクロホスファミド(エンドキサン)



今日はシクロホスファミド(エンドキサン)です(*^_^*)






シクロホスファミドには
内服薬と注射用薬があります












Rは初発の時は
ビンクリスチンと同じく静脈注射でした







再発した時は内服薬でした







どちらでも効果は変わらないと思いますが、
内服薬の場合は
5日間くらい飲み続けると思います
なので、おうち管理になります






飲み忘れのないように、
確実に飲ませるように、
注意が必要になります💊







薬が苦手な子は
飲んだように見せかけて
実はあとでその辺にペッて出してたり
歯茎と唇の間にはさまってたり








飲ませるその場で
必ず飲み込んだことを確認することが
とても大切です






正しく服用してこその効果ですから
そこはしっかりやらないと
もったいないです






シクロホスファミドという薬は
実は元となる物質が「マスタードガス」
ドイツ軍がその昔
毒ガス兵器として開発しました








それがいろいろ研究され、
がん治療に効果があることがわかり
毒性を抑えたものが
抗がん剤として誕生しました







なので、この薬は揮発性があると言われています








要するにこの薬を体に入れた、
わんこやにゃんこの
おしっこ、うんち、嘔吐物から
微量ながら薬の成分が揮発しているといいます









発がん性があるらしいと言われています







なので、これらの処理の時は
必ず手袋をしてください!
換気も大切です









おうちでこれを飲ませる時も
素手で薬を触らないように
手袋をつけてください







多分、病院でこの薬をもらう時に
このような説明と共に
手袋も渡してくれると思います








きちんと気をつけていれば大丈夫
やみくもに怖がらなくても
大丈夫です








そしてこの薬の副作用は
やはり骨髄抑制(抗がん剤④参照)






それから消化器症状(嘔吐、下痢、食欲不振)








あと膀胱炎があります
この副作用で起こる膀胱炎は
出血性膀胱炎という
ちょっとひどいタイプのもの







なので
大切なことは
おしっこを溜めないこと







膀胱に長く溜めてると起こりやすいのです








だからいつもより回数多く
おしっこさせてあげてください(*^_^*)
この時ステロイド併用中だと
言わずもがな
おしっこは多いとおもいます









そしておしっこの観察も大切
あまりに頻尿ではないか
色が赤かったり
膿のようなものは出てないか
おしっこポーズするのに
出てなくはないか







膀胱炎の発見は分かり易いです🚽








頻尿、血尿、したいのに出ない、痛そうにする
こんな感じでしょうか







そしてこういう症状が出たら
出来るだけ早く病院へ







膀胱炎というのは
処置が早ければ早いほど
早く治ることが多いのです








そして出来るだけ水を飲ませて
たくさんおしっこさせること
要するに膀胱を洗い流すということ








それと膀胱炎の薬(抗生物質=細菌をやっつける薬)をもらって来たら、
必ずすべて飲みきってください
もう治ったかも、と
自己判断でやめてはダメです









抗生物質というのは
血液中の濃度で効果が出ます








なのでやめちゃうと
せっかく濃度が一定になってて
細菌をやっつけてたのに
いきなり濃度が低くなると
やっつけきれてない細菌が、
また増えていくのでぶり返します









そしてもうひとつ、
なるべく決まった時間に服薬させてあげてください
血液中の濃度を一定にした方が
よく効くからです









例えば、朝1回だけのお薬(要するに24時間効果がある薬ということ)で、
8時に飲ませてたとしましょう
何日かそれを続けて
ある日、内服が12時になってしまったとします






4時間の間、
血液中に抗生物質がない状態になります








軽い膀胱炎なら
2、3時間の狂いはそんなに問題ないと思います







でもひどい膀胱炎の場合は
4時間は大きいと思います
いったん症状がおさまっていても
ぶり返すことがあります








実際、Rもかなりひどい膀胱炎になった時
本当にぶり返しました








なので、
どうしても同じ時間に飲ませるのが無理な時は
後ろにずらすのではなく
前にずらしました
例えば8時の薬を6時にするとか







でもずらした時は
また翌日、前日の時間から大きくずれないように
注意しましょう
















Rも何度かこの出血性膀胱炎を経験しました









うちのRは牛乳が大好きで
水でめちゃくちゃ薄めたやつでも
喜んで飲むので、
そんな手を使って
たくさん飲ませて
たくさんおしっこさせてました








そして次のシクロホスファミドに備えて
膀胱炎の薬を常備していました








膀胱炎になるのが
病院が開いてる時間帯とは限らないですから
すぐに連れていけないときのため
獣医さんに了解をもらって
予めもらっておきました








この場合でも
ちゃんと病院が開いたら行きましょう
あくまで応急処置です








Rはこのシクロホスファミドでは、
どちらかと言うと
膀胱炎より下痢になりましたね








なので同じように
下痢止め薬も予めもらってありました









いろいろ経験していくと
先回りできるようになるのです









やはり獣医さんとのコミュニケーションは
すごく大事








今時は動物病院探しもネットでできます
HPを作ってるところだと
獣医さんのプロフィールも見れます








より専門的に治療したい時
腫瘍科認定医のところに行くとなおいいです









まあ、どんな獣医さんでも
親身になって話を聞いてくれて
信頼できる病院が理想ですよね(*^_^*)







Rの場合は
このシクロホスファミドをして
翌週の血液検査の結果で
問題なければまたビンクリスチンをしてました









同じ要領でビンクリスチンをして
また翌週、
検査結果次第で
次はドキソルビシンです









リンパ腫になる前から、
Rはストルバイト尿石症があったので
ちょくちょく膀胱炎にはなってました
とくに冬
人と同じですね








なのでお腹を冷やさないように
冬の間、Rは「はらまき」をしてました(笑)







実際、膀胱炎の頻度は減りましたよ








ではまた……✨✨






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2017/08/29(Tue)

抗がん剤④ビンクリスチン(オンコビン)




ごきげんいかがですか?(*^_^*)





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今日は抗がん剤のひとつ
ビンクリスチン(オンコビン)について
書いていこうと思います💊









がんを治療するには、がん細胞と正常細胞の違いを見極める必要があります









これには、細胞分裂、増殖の速度の違いがあります









正常細胞はあまり細胞分裂を行いません











がん細胞は必要のないときでも細胞分裂を行い、増殖を繰り返します









抗がん剤は「増殖速度の早い細胞」をターゲットにしてがんを治療しようとします









こうやってがん細胞だけを
やっつけてくれたら
副作用というものはかなり減るのでしょう









ところが困ったことに
正常細胞の中には
分裂増殖速度が速いものがあるのです









そのため、
正常細胞が攻撃されることによる副作用が
出てしまうのです










また後で出てきますので
覚えておいて下さい(*^_^*)















うちのRは
CHOPプロトコールの変形バージョンでした









まず初めにステロイド(プレドニゾロン)を内服(飲み薬)







第1週目 ビンクリスチン(オンコビン)静脈注射







静脈注射、とは前肢や後肢の毛を少し刈って、
静脈がよくわかるようにして
そこから針を入れて
薬を投与する方法です







このビンクリスチンという薬は
血管の外に漏れたりすると
細胞が壊死してしまうので、
毛を刈って慎重に血管に針を入れます









時間的には数分といったところ

病院によっては、点滴でゆっくり入れる場合もあるみたいです








その後、背中から水分補充の皮下点滴
これは
いきなり強い薬が
腎臓や肝臓にダメージを与えすぎないようにするため








その日から、しばらく毎日
ステロイドの内服が続きます










抗がん剤と併用なので
結構な量のステロイドになります
だからおしっこはすごかったです(*^_^*)









2.3日はおとなしめにしてた方がいいけど
その後は元気なら普通に
いつも通り過ごさせていいよ、
と言われました









Rは投与から6日目までは
何も変わりなく元気にしてました










7日目に嘔吐しました









その日は病院の休診日だったので、
翌日受診しました








吐き気止めの注射をしてもらいました
水分補給の皮下点滴も









そして飲めるようなら、と
吐き気止めの内服薬ももらいました









そして翌週
第2週目 シクロホスファミド(エンドキサン)の内服です







シクロホスファミドにいけるかどうかは
その日の血液検査の結果によります







抗がん剤の大きな副作用として
骨髄抑制、というのがあります







骨髄は骨の中心にある組織で、赤血球や白血球、血小板などを作っています







がん細胞というのは
速い速度で分裂増殖します








最初の方で書きましたが
抗がん剤は速い速度で分裂増殖する細胞を攻撃する特性があります










この作用により、がん細胞を攻撃してくれるのですが、
骨髄も分裂増殖が速いので
こちらも攻撃されてしまうのです










どのような影響が出るかというと、
赤血球や白血球、血小板などを作り出す機能が働かなくなり
血液検査でそれらの数値が
おそろしく下がります








これを骨髄抑制といいます










血液検査でこれらの数値が少なすぎたり
他にも
肝機能や腎機能の数値など
問題があればシクロホスファミドは見送りです









1週間くらいおいて
また血液検査をして
問題がなければシクロホスファミド投与です









Rはこのビンクリスチン投与で吐きましたが
獣医さんによると
ビンクリスチンで吐く子は
少ないらしいです








ビンクリスチンの主な副作用は
やはり骨髄抑制









他に末梢神経障害があります








主に四肢(前肢、後肢)の神経に障害が出ます
しびれや麻痺など
歩き方がおかしくなります
歩けなくなることも











Rも右後肢にきました








お散歩で歩き方が変だな〜、と思ってたら
だんだんひどくなって
ちょっとした段差も上れなくなったり
お散歩の途中で座り込んだりして
抱っこで帰ることもありました










お家でじっとしてる時も
よく右後肢が小さく痙攣してました








獣医さんからは
これは元に戻るから大丈夫と言われ
本当に
だんだんと戻っていきました









たいていは
投与の回数を重ねると
副作用は出にくくなったり
軽くなることが多いです









長くなってきましたね
すみません😺








ではまた次回
シクロホスファミドについて書きたいと思います












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2017/08/27(Sun)

花火大会🎆




昨日、いたみ花火大会に行って来ました🎆




数年ぶりの花火大会鑑賞





頑張って浴衣を着ました(*^_^*)




昔は
夏を涼しくするための衣服だったはずなのに
この現代の酷暑では
やはり暑い……





でも浴衣の女の子、
すごくたくさんいました👘






下駄ではなくて
浴衣にサンダル、もたくさん






以前、穴場だと聞いて
伊丹空港の展望デッキから見たことがあるのですが、
結構遠くに小さく花火が上がる感じで
ビミョーだったので
今年は頑張って河川敷の会場の方まで





土手の上から見ました





すごい人手で
警察官もいっぱい






でもやはり、近くなので
迫力が違いました!
とにかく音がすごかったです





わんこ連れの人がいました






うちのRは、花火とかカミナリとか
超ダメな子だったので
毎年、どこかからドーンと聞こえると
ふるふるしてたものです




あとはスケボーが地面を這う音、
クラッカーの破裂音、
運動会のピストル音、
こういった感じのやつが苦手でした





だからいつも
カミナリが鳴る度、大変でした
鳴り止んでも、
1時間くらい立ち直れないでふるふるしてるので
ちょっとかわいそうでしたね







一度どうにかできないものかと
いろいろ考えて
「耳栓」を思いついたのですが




試しに100均で買ってきて
Rの耳に入れて、
小さーい声で
「お菓子」と言ってみたら
ビシッと反応したので(笑)
ああ、やはり聴力ハンパなくいいんだわ
と諦めました





みなさんのわんこちゃんは
花火とかカミナリどうですか?





怖がる子は
花火やカミナリの時に
思いがけない事故に合うことがあるので
注意が必要です






怖い子にとっては
あの音はパニックになるので
いきなり走り出したり
どこかに逃げようとしたりします






お散歩中にノーリードで
交通事故に合ったりしないよう、
普段からちゃんとリードをつけて
カミナリや花火の音がしたら
早急にお散歩を中断しましょう







獣医さんから聞いた話です





外飼いのわんこで
カミナリが怖い子がいました
お庭を動き回れるように
長めのチェーンでいつも繋がれていました





ある日、カミナリがすごく鳴りました
その子はパニックになり
庭の塀を登って外に出ようとしました
登った所でチェーンの長さが限界になり
そのまま首輪が抜けることなく
吊られて亡くなったそうです






そんなこともあるんだ、と
いつも最悪の状況が起きうると考えて
普段から気をつけてあげたいものです






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2017/08/24(Thu)

抗がん剤、ステロイド③




こんばんは🌙


昨日、ステロイドについて語りました
もう少し付け足しです






「ステロイド」って
何となく悪い感じを持ちませんか?







人間の世界でもよく
「ステロイドはちょっと……」
という方が多いのでは?







抗がん剤②でも書いたように
「ステロイド」とは
そんな悪者ではありません






どちらかと言うと
「効きやすい便利な薬」という感じでしょうか






ただし、きちんと正しく使っての上です







よく私達も風邪薬とかで
なんか治ってきたからもう薬はいいや、
と自己判断で服薬中止したりしますよね?






ステロイドにおいては、
それは「厳禁」です!







もちろん人間も動物もです







なぜなら、やはり効果が大きい薬なので、
いきなりの中止とか
いきなりの増量減量は
どうしても体に影響が出るのです







だからステロイドは
基本的な使い方として
まず少なめの量から開始して
体の状態を見ながら増やしていきます







減らすときも同じく、
だんだん量を少なくしていきます






いきなり増やす、
いきなりやめる、
そういったことによって
重篤な副作用として
「アジソン病」「クッシング症候群」
という病気を発症したりします






副腎皮質ホルモンが
急に増え過ぎたり、足りなくなることで起きます









なので、必ず獣医さんの指示する服薬法を
守ることが大切です(*^_^*)








「ステロイド」を正しく服薬していても
やはり薬なので、副作用はあります





・食欲が出る
・多飲多尿(よく水を飲んで、おしっこが増える)
・感染しやすくなる(膀胱炎とか)

などが起きやすいです






他には
・胃腸障害(下痢、嘔吐)
・糖尿病
など




もありますが、やはり最初の3つがよくあります







Rは最初の3つだけでしたが、著明でした









Rの生涯の中で
ステロイドはよく登場してました







食欲はもともとすごくある子だったので(笑)
食欲のある時の服薬では
より食欲アップしました🍚










抗がん剤との併用で使うときは
量もそれなりに多いので
おしっこがすごくなりました







ちゃんとおトイレで出来る子でも
ガマンできなくて
漏らしちゃうくらい尿量が劇的に増えます







Rもその時はオムツパンツをはかせてました








再々々発してしばらくして
抗がん剤を中止して、
もう積極的な治療をやめた時に
食欲がだんだん落ちていきました








食べれなくなると
顕著に体力が落ちて
すごいスピードで弱っていきます







私はRを痩せさせないために
とにかく栄養を摂ることを第一に考えました






その時に使ったのがステロイドです









ステロイドを服用することで
食欲がアップしました
もちろん多飲多尿もありました







ただ、効果は永遠ではなく
だんだん薄れてきます





Rも量を増やしたりしてましたが
やはり食欲は落ちていきました








でも服用してなかったら
どんどん痩せて体力が落ちて、
もっと早くいなくなっていたと思います







「ステロイド」について
何となくわかってもらえたらウレシイです✨







だから、
やみくもに避けるのではなく
ステロイドを理解した上で
それでも不必要、と判断して欲しいのです









わんちゃん、にゃんこさんたちは
飼い主さんに命を委ねています🐶😺








だから、いろいろ知っていきませんか?
医療関係者じゃなくても
ちゃんと理解出来ます








本当につらいけど
苦しいけど
私は
いろいろ調べて理解した上で
Rと一緒に治療に参加できたことを
本当に良かったと思っています







一緒にいきましょう







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2017/08/24(Thu)

Rがかかった病気



今日はRがかかった病気について、お話しようと思います





Rは、本当にいろいろ病気をしました





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Rの簡単な紹介を(*^_^*)






いまさらですが(笑)



2000年8月21日生まれ
ウェルシュコーギー・ペンブローク
女の子(8匹兄弟の6番目)


性格  社交的 体育会系 甘えんぼ
    ちょっとおとぼけ 素直



直したかったところ   やや無駄吠え



大好きなもの   お菓子 ごはん おいしいも
         のなら何でも  牛乳



特技  サッカー ボール遊び 早食い




書き出すとキリないですね(*^_^*)
またおいおい書きます






遡ること、Rが4歳の時
最初の病気「ストルバイト尿石症」になります



食事管理、尿のph管理、などこの後ずっと続くことに






そして8歳
右乳腺に小さいしこりを発見
この時は細胞診などせず経過観察していましたが、すぐ大きくなってきたので
摘出手術をしました



結果は悪性の物ではなく、乳腺炎







この2ヶ月後、子宮蓄膿症になります
おいおい詳しく書きますが、
この時は緊急手術をしました







そして11歳
リンパ腫にかかります






ちょっとややこしいいきさつがあるのですが
左耳の脇に急激に増大する腫瘤が出来、
摘出手術をしました
検査の結果、なんとリンパ腫でした





その後、寛解して半年くらい後に再発







またまた寛解して、13歳
左の乳がんで、左側1列5個の乳腺を摘出手術








そしてその5ヶ月後
血管周皮腫という悪性腫瘍が左前肢に出来、
摘出手術をしました







さらに3ヶ月後
残りの乳腺にしこりを発見
すべて摘出手術
結果は悪性腫瘍でした






そして15歳
歩き方がおかしくなり
変性性脊髄症であろうと診断されます







そして翌月
リンパ腫再々発
また寛解







16歳で再々々発










と、こんな感じでたくさんたくさん
こわい病気にかかりました





今書いたのは、特に重篤なもので
軽いものを含めたらそれはもう……





おかげで、というのも変ですが
私はこれらの病気に詳しくなりました





だからこそ、少しでも、
困っている飼い主さんやわんこにゃんこのためになれたら……






その思いで書いています🌻













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2017/08/23(Wed)

抗がん剤、ステロイド②




こんばんは(*^_^*)





上司のわんちゃんが亡くなったそうです
ラブラドールで16歳


特に病院に通うこともなく
ゆっくりだんだんと……という感じだったそうです






大型犬で16歳
すごいです





老衰、という逝かせ方には
本当に憧れました





今や、犬も死亡原因の1位ががんだと言われています





さて、抗がん剤②にいきましょう







抗がん剤というものは、本当に多種類あって、
「このがんにはこの抗がん剤が効く」
という風にある程度分類されています





犬のリンパ腫で使用頻度の高いのは
(Rは初発は多中心型リンパ腫だったので、それについてしか具体的に書けません)


・ビンクリスチン(商品名 オンコビン)
・シクロホスファミド(商品名 エンドキサン)
・ドキソルビシン(商品名 アドリアシン)
・プレドニゾロン(商品名 プレドニン)


これを使う治療法を「CHOPプロトコール」と呼びます


この4種類にさらに
・L-アスパラギナーゼ(商品名 ロイナーゼ)
をプラスした治療法を
「ウィスコンシン-プロトコール(UW-Madison)」と呼びます


「プロトコール」とは、抗がん剤の組み合わせ方やそれぞれの量、使う順番を決めたレシピのことです






多中心型リンパ腫の場合、
初発(初めての発症)では、まずこの2つのどちらかが選択されることが多いと思います







ただし、発見された時の進行状況により
あまりに進行していたり
抗がん剤治療に耐えられない体力、年齢などを
考慮して
積極的な抗がん剤治療を勧めない獣医さんもいると思います





ちなみにプレドニゾロン、というのは
よくいうステロイドです





抗がん剤ではありません



ところで、「ステロイド」って何でしょうか



ステロイドというのは、腎臓の上にある副腎というところで作られるホルモンです



ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われています





上の2つのプロトコールのように、多剤併用療法で組み込まれる以外に、
そういった積極的な抗がん剤治療が選択出来ない場合に、単独で使われます



ステロイドの単独治療では
基本的な考え方として、QOL(quality of life=生活の質)の向上を目指します




つまり、どれだけその子らしい生活を送り、日々幸福に過ごせるか、ということを目標とします





ステロイドは基本的には内服(飲み薬)で、値段も安価です





ステロイドを服用すると、抗炎症(炎症を抑える)の効果で、しこりが小さくなったりします




また、食欲が出て元気になります
(こんな風に効かない子もいるでしょう)





Rも亡くなる直前まで飲んでました





ただ、その効果は永遠ではなく
次第に効かなくなります
抗がん剤ではないので、根本的にがんをやっつけはしないのです




リンパ腫の診断が出て、グレードによりますが、
無治療だと余命は1ヶ月くらい




ステロイド単独治療で余命1.5〜2ヶ月くらいだと言われています




抗がん剤はかわいそうだから、ステロイドだけ、という方がたくさんいます






それもひとつの選択
私は間違っているとは思いません






飼い主さんがその子を思って決める選択は
すべて正解なんだと思っています






ただ、いろいろと知って欲しいな、と思うのです
知った上で選択してほしいな、と






抗がん剤とか、リンパ腫とか、
確かに医療関係者でなければ難しいでしょう




でも、まず知ることから始めてみませんか






Rの主治医は、
Rが最初の抗がん剤の副作用で吐気がひどくて大変だった時に
「みんなこんな感じでつらくなるのを見て、モチベーションが下がるんだよね  もう抗がん剤やめます、ってなっちゃう  可逆性(元の状態に戻ること)なんだからやめるなんてもったいないのに 」と言いました





つまり、副作用でつらくなってても
いずれ副作用が消えて元に戻るのに、
今やめるなんてもったいない、ということ




もちろん、あまりに重篤な副作用が出た時は
可逆性ではないかもしれません





でもあまりに重篤な場合は、獣医さんの方から抗がん剤の中止を提案するはずです






実際に、Rはだんだんと元の状態に戻っていきました





抗がん剤は最初の1発目が劇的に効いたりします


腫瘤がすっかり消えたりするのです




でも、それで完治した訳ではありません




そこでやめると必ずといっていいほど、
ちゃんと再発します





血液のがんは、手術でごっそり採りきるということは出来ないので
一瞬腫瘤が消えても、目に見えない小さながん細胞がひとつ残ってるだけで
またぶり返すのです




だから、きっちり抗がん剤治療をしようと思ったら
時間がかかるのです
もちろんお金もかかります




RはCHOPプロトコールの変形バージョンでしたが、
最初の1クールは半年以上かかりました




ただ、副作用で本当に苦しんだのは最初のひと月ちょっとくらいで
うまく抗がん剤と付き合って
元気な時は普通にサッカーしてました





長いですね 文章も




どうしても長くなっちゃうんだよな〜



中途半端なこと書けないし





また抗がん剤③に続けますね






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2017/08/21(Mon)

Rのいないお誕生日



今日はRのお誕生日🎂
生きてたら17歳……






Rのいないお誕生日は
やっぱりなんか変な感じ






毎年、必ず何かしらお祝いはしてましたが、
リンパ腫になってからは
「これが最後のお誕生日かもしれない」
といつも悔いのないように
楽しくおいしく
お祝いしてました(*^_^*)





リンパ腫になってなお、
お誕生日を迎えられたことに本当に感謝して







リンパ腫になってからは、
毎年手作りケーキを焼いて
Rとふたりでお祝いしました✨✨




今年はRはいないけど、
大切な日なのでやはりケーキを焼きました🎂




Rの大好きなバナナ🍌のケーキ
(何でも大好きですが 笑)




ちょっと寂しい気持ちで作りました





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R、お誕生日おめでとう❤












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2017/08/17(Thu)

お参り


Rのお墓に行ってきました



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お盆だったので、お参りの人がたくさんでした
お供えもいっぱい🌼






うちは手作りごはんだったので
いつも週1でまとめて作って、1日分ずつに小分けして冷凍してました





Rが食べきれなかった分が
まだ冷凍庫にあって、
どうしても捨てられなくて……







こうやってお参りに行く時、
でっかいおにぎり🍙にして持って行ってやってます






今回は、そのどデカおにぎりとバナナ🍌と
あんこの入ってない手作りたい焼き(笑)







Rの大好物だらけです







いつもそばに感じてるからか、
お墓を見ても微妙な気持ちです






「ここにいるんだ」って思うことで
やっと実感する感じ







埋葬した時のことを思い出して
悲しくなりました💧





とにかくお花もいっぱい、お供えもいっぱい、
人もいっぱい
で、Rは喜んでると思います






人が大好きで、賑やかなのが大好きな子なので





霊園に住み着いてるにゃんこがいるのですが、
今日も会えました





フレンドリーなので
いつも癒やされます❤






また来よう












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2017/08/13(Sun)

初盆




お盆ですね🎆



Rの初盆になります



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私、今までお盆とかお彼岸とか四十九日とか
恥ずかしながら
言葉は知ってても
ちゃんとわかってませんでした





Rがいなくなって
いろいろ調べたり、勉強になってます







人間だとお盆って、迎える日、送る日があったりして
いろんな準備をするんですね








わんこにも同じようにされてる方もいらっしゃるでしょう






私は、Rはいつもそこらへんでにこにこしてると思ってるので、
あえて何もしません







たまたま明日、Rのお墓に行きますが
お盆に当たったのは偶然
混んでるかな〜







明日はRの大好きなごはんと
おやつをおみやげに持って行きます(正しくはお供え)





兵庫県の宝塚動物霊園という大きな霊園で
Rのお友達もいっぱい、そこにいます





お天気だといいな🌻












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2017/08/08(Tue)

抗がん剤、ステロイド①





こんにちは🌻











ここに来られたみなさん
大切な愛犬や愛猫がリンパ腫になってしまった、
という方もおられるでしょうか






リンパ腫
がんの一種です


血液のがんです
詳しく言うと、血液中に白血球ってありますよね


その白血球の中の成分のひとつに、
リンパ球があります


そのリンパ球ががん化して、無制限に増えて発症します



明らかな原因はまだ不明



人間もかかる病気です




そして、人間も動物も「完治」を目指せない病気です




血液のがんは、完全に消滅させることが難しいので「寛解」という状態を目指すことになります




「寛解」とは、病状が落ち着いており、臨床的に問題がない程度にまで治ったこと



つまり、触って確認できた腫瘤がなくなったりすることを意味します






そしてその治療法は、基本的には「抗がん剤」です





乳がんとか胃がんとか、そういったがんでは初期だと摘出手術をしますが、
リンパ腫は血液のがんなので、手術という方法は特殊な場合を除いて、選択されません




特殊な場合、というのは
リンパ腫が腸とかに出来て腸をつまらせる恐れがある場合や
喉に出来たリンパ腫が大きくなって、呼吸が困難になる恐れがあったりとか
そんな場合です





放射線も1つの治療法ではあるようですが
これは限られた動物病院でしか出来ません







「抗がん剤」については奥が深いので
何回かに分けて書きます





「抗がん剤」


どういうイメージですか?






多くは「副作用が強くてつらい」「髪が抜ける」
といった感じでしょうか






確かにそれは間違いではないです

動物の場合、毛はあんまり抜け落ちたりしませんが
副作用は多かれ少なかれ、あるのが事実だと思います





「抗がん剤なんてつらくてかわいそう。苦しませたくないから、したくない」
と言う方もおられると思います






でも、果たしてそうなのでしょうか







では抗がん剤を投与しなかったとします
でも、それで苦しまないとは言い切れません




抗がん剤治療をしなかった場合、私が知る統計では余命1ヶ月くらいです




せめてステロイド治療、をしても余命2ヶ月くらいです







ところが抗がん剤治療をすると、抗がん剤の種類ややり方によって違ってきますが、
寛解率が80%くらいになります





もちろん、個体差はあると思います
抗がん剤が効かない子もいるでしょう






私のRは、最初の診断結果が出てすぐ抗がん剤治療を開始しました






Rの命を1日も無駄にするもんか、と思ったのです





抗がん剤の種類等については、抗がん剤について②で書きます





長くなってきましたm(_ _)m





とにかくうちのRは、ある一つの抗がん剤にすごく反応して、吐気嘔吐が出ました



でもその抗がん剤が効きました





多剤併用投与、といって数種類の抗がん剤をいろいろな間隔で投与するのですが、
一番最初の投与がその吐気のする抗がん剤でした





でも、投与翌日、
もう腫瘤は触れないくらいキレイになくなっていました




特に初めての投与ではこんな感じに、効くときはすぐ効果が出ます




副作用の発現は1週間後でした





また後々詳しく書きますが、
この吐気も吐気止めのいい薬があります





最初の頃こそ、私も未経験だったためRを苦しませてしまいましたが
だんだん、吐気の出てくるサイクルがわかってくるので
タイミング良く吐気止めを飲ませることで、多少の食欲減退くらいにとどめられました



中にはほとんど何も副作用が出ない子もいます






そして半年ほどのプロトコールの投与を終えた頃には、減った体重も元に戻り、
よく食べてよく走って、病気なんてウソのように元気になってました





もしあの時、抗がん剤治療をしてなかったら……



高い確率で春を迎えられなかったと思います





ちなみにRは1クールの抗がん剤治療が終わって、半年くらいして再発しました



また後々詳しく書きますが
再発後の抗がん剤もまた効いて、そこから2年8ヶ月寛解が続きます





こうやって効く場合は、かなりの時間を普通通りの元気さで過ごせます
でもRの場合は、かなり稀なケースだと動物病院の先生に言われました





もちろん個体差があります
効かない子は何をやっても効かない、ということもあるといいます




でも抗がん剤って、効くか効かないか、やってみないことにはわからないのです




最初は効いてた抗がん剤が、だんだん効かなくなることもあります






とにかく長過ぎなので、いったん終わって②に続けます





























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プロフィール

strawberryらず

Author:strawberryらず
2017年4月9日、かけがえのない大切な愛犬が旅立ちました。リンパ腫でした。
病気の早期発見、早期治療、日々の管理、観察の大切さなど、「これはやって良かった」と思えることや「もっとこうするべきだった」と思ったことを、伝えていきたいと思いブログを始めました。
私自身が看護師(人間の方)なので、病気の説明などもわかりやすくできたら、と思います。

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