こんばんは🍥
昨日の続きです🍓
みなさんご存知のように
このブログは過去のことを書いています
だからその時のことを思い返し、
その時の気持ちになって書いているのですが
ふと
あの時の渦中にいる私は
実際にどのくらいの苦しさを感じていたのだろう、とか
考えてしまいます
こうしてその時のことを書いていると
「よくこんな状況の中で折れずにやってたなぁ」
なんて思ってしまうのです
自分のことなのにね
とにかく
抗がん剤をやめる決断は
かなりの勇気を要しました
でも
やめるしかない状況でしたから
どうしようもありませんでした
どうしようもないけど
「妥協」みたいに決断するのはなんかイヤでした
ちゃんと納得して
これがいちばんいい、と思って決めたかった
最後のロムスチンを投与してから
3週間が経とうとしていました
本来なら次のロムスチンか
新しい抗がん剤を投与する時期です
何度も考えたことは
Rがリンパ腫になってなかったとして
その場合何歳までいけたか
コーギーの寿命などを参考にすると
すごく長寿の子で18歳とかです
でもそれはほんのひと握り
希望的観測を以って考えたところで
17歳がいいところでしょうか
とするとRは今16歳
半年もすれば17歳です
ということは
うまく治療できても……
そう考えた時
それくらいの短い時間のために
リスクの大き過ぎる治療はするべきではない
そう思えたのです
「もしも」の話はしても仕方ないですが
もしRがもっと若くて
まだ5歳くらいだったとしたら……
私の考えも違っていたのかもしれません
決断したのが2月初旬
単純計算をすれば
桜が咲くまでいれるかどうか
さすがにお花見はもうダメだけど
近所の桜を一緒に見たいなと
ボロボロの心で思いました
そして先生と話しました
ステロイド単剤治療に切り替えます、と伝えました
先生も賛成でした
「Rちゃんはすごいです 今まで何度もピンチを乗り越えてきて、この病気でここまで来れる子はほぼいません これからはRちゃんの楽しい時間を考えていきましょう」
と言ってくださいました
そしてステロイド投与が始まりました
今日もありがとうございます🍓
肝障害で元気なかった時
なんとなーくしょぼん
でもちょっと笑った
食欲ある時
おヨダ予防のタオル装着(笑)
たくさんのわんこの役に立てますように
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こんばんは🍤
前回の続きです🍓
2017年2月
3度目の再発によるロムスチン投与をしていましたが
副作用による肝障害、
DM(変性性脊髄症)の進行、
腎不全の悪化、
老齢による様々な体力低下などにより
ついに抗がん剤投与の継続が難しくなり
やめることを考えなければならなくなりました
積極的な治療としては
次の抗がん剤として「カルボプラチン」が候補に上がっていました
リンパ腫ではあまり聞かない名前ですが
リンパ腫にも効くとされていて
Rは過去に乳がんの転移予防のため
合計6回投与した経験がありました
副作用がほとんど出なかったのが理由です
でも今回のこの体の状態で
果たして副作用が出ないとは限りません
むしろさらに体を痛めつけてしまうかもしれないのです
もちろん効くかどうかだって
やってみなければわかりません
ロムスチンは最初の頃こそ
効果を強く感じましたが
次第に効果がなくなっていき
「皮膚型リンパ腫」は抗がん剤が効きにくい、
ということを痛感しました
今までにない体力低下状態のR
この状況で抗がん剤を使うことなど
とても無理だろうと
覚悟しなければならなくなりました
いっぱい考えました
いっぱい悩みました
今までもたくさん考えて
たくさん悩んで来ました
でも、今回は今までとは違っていました
今回は「死」が近かった
今までも「死」は隣り合わせだったけど
これほどに近くではなかった
これまでは「この治療が効くかも」という希望が含まれていました
でも今回はそういった希望がありません
ステロイド単剤治療では
先が見えてきてしまうのです
でももう他に道はなかった
Rをしあわせにしたい
Rの生きる時間を輝かせたい
だけどその時間は
もうきっと長い時間じゃない
Rの時間を延ばせるのは
副作用なく劇的に抗がん剤が効くことだけ
でもそれは
ほぼ起こり得ない
ほぼ不可能に近い確率にすがって
まだある時間を
縮めてしまうのが怖かった
Rらしく
Rが樂しいと思えるように
Rが少しでもたくさんおいしい物が食べれるように
納得のいかない死に方をさせたくない
いっぱい頑張ったと
精一杯やったと
しあわせに生きれたと
そう思いたい
年齢
病気
体力
いろんなことを考えると
もう穏やかな日々を選択する時が来たのだと
何度も何度も
自分に言い聞かせました
なかなか全ての思いが書ききれません
まだ続けさせてください
今日もありがとうございます🍓
かぶりつきシリーズ(笑)
今度はみたらし団子で
お散歩中のおやつタイム✨
干し芋!
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こんばんは🍣
今日は戻ります🍓
2016年11月に再々々発して
3週間に1度ロムスチンを投与
3回目の投与後
おそろしく肝機能が障害され
医薬品レベルで効くと言われている、
「リバフィット」というサプリメントを飲むことになりました
肝障害というのは
倦怠感が著明に出ます
Rがだるそうにしてたのも
お散歩で歩きたがらなかったのも
これが原因だったのです
リバフィットを5日間ほど飲んで
だんだんとだるさは取れていった感じでした
翌週に血液検査があり
GPT(肝酵素)は1000以上→543(基準値23〜89)
まで戻っていました
BUN(尿素窒素)は39.5→50.0(基準値9.1〜31.9)
と腎機能も悪化していました
3回の投与がこれだけの影響を与えたのです
ただしすべての子がこうなるとは限りません
Rの場合はまず高齢です
そしてこれまでにも
かなりの量の抗がん剤投与をしています
そういったことが重なり合って
こういうことになったのだと思います
さらに血液検査の数日前
またRは倒れました
ごはんはすごく波があって
ドライフードをふやかしてあげたり
腎臓食の缶詰をあげたり
とにかく体力を落とさないために
食べれる物を食べさせようと必死でした
そしてこの頃
DM(変性性脊髄症)のせいなのか
体力低下、筋力低下のせいなのか
後ろ脚が極端に弱り
お散歩の短いコースも
半分だっこになりました
こんな状態のRに
これ以上抗がん剤治療は危険だと考えました
ロムスチンはもう効いていないので
もし治療を続けるとしたら
また新たな抗がん剤を投与することになります
それによってまた
Rの体を痛めつけてしまうかもしれない
私には
新たに抗がん剤を使うことで
逆に命を縮めるのではないかという思いがありました
ただでさえここまで弱っているのです
私は考えました
次のうちどの場合がいちばん長く生きれるか
いちばん長くRらしく生きれるかを
①新たに抗がん剤を始める
②ステロイド単剤投与に切り替える
③何もしない
もう答えは明らかでした
これまでにもいろんな岐路にぶち当たっては
Rにいちばんいいと思える選択肢を
選んできました
そしてそれはいつも
積極的な治療でした
でも今回は……
もう積極的な治療の選択は出来ない時が来た
それがどういうことを意味するのか
「余命」というものは
あくまで参考であって絶対ではありません
だけど
新たに腫瘤が出来て大きくなっている、という
この状況での余命は
それなりに予測のつくものでした
ステロイド単剤投与では
平均して1ヶ月〜2ヶ月の生存期間と言われています
個体差はあるでしょう
でもきっと大幅に延びることは難しいはず
つまりは
あと少しの時間だと
覚悟しなければならないということです
それは身を切られるような
痛く苦しく辛い覚悟で
何かにすがりつきたくなりました
逃げたい、けど逃げてる時間もない
Rのためと思うならば
正面から向かい合うしかなかった
ありえないような辛い現実を
受け容れるしかなかった
また続きを書いていきます
今日もありがとうございます🍓
左の口角のところに腫瘤が出てきました
でも元気✨
この頃もいつもにっこにこでした🍓
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こんばんは🍚
今日は戻ります🍓
2017年1月17日
3回目のロムスチンを投与
できていた腫瘤はついに消えず
もう効いていないことがわかりました
投与後、Rはお散歩で歩きたがらなくなり
だるそうにしていました
翌週の血液検査でその理由がわかりました
肝機能の数値が
爆発的に跳ね上がっていたのです
GPT(肝酵素)基準値23〜89の値が
1000を超えていました
ロムスチンは副作用に肝障害があります
今回のロムスチン投与の期間中は
70台〜400台まで変動は見られましたが
上がってもまたすぐに下がっていました
ここまで上がったのは初めてのことでした
そのため倦怠感などが
顕著に出ていたのです
急遽、数値を下げるために
「リバフィット」というサプリメントが処方されました
なぜサプリメント?
実はこの「リバフィット」は
サプリメントでありながら
かなりの効果が出るため
日本ではまだサプリメントとしては
承認されていないはずです
先生の言うところによると
医薬品レベルで効くとのこと
これを服用することになりました
お散歩もほどほどにして
歩きたがらない時は
すぐ帰るようにしました
そしてこの頃から
ごはんの食べムラが出るようになりました
いつものごはんをイヤイヤしたり残したり
簡単には100%食べ切れなくなりました
手作りごはんを食べない時は
処方食のドライフードを食べさせたり
いろんな工夫が必要になり始めました
そしてDM(変性性脊髄症)の進行なのか、
ますます後ろ脚が動かしにくくなり
おうちトイレも間に合わないことがあり
普段からおむつパンツをはかせました
それでもRは本当に必死に
おトイレに向かってました
肝障害に加えて
下肢の状況の悪化と
目に見えてわかる体力低下
Rを見ているとしんどそうにしているわけではないのですが
やはり弱っている感じは否めませんでした
もう抗がん剤治療は無理かもしれない
もうやめ時なのかもしれない
抗がん剤をやめるということは
積極的な治療をやめるということ
積極的な治療をやめるということは
遠からず死を迎えるということ
いつも書きますが
抗がん剤というのは
始めるのも勇気が要りますが
やめる時もかなりの勇気が要るのです
とうとうここまで来てしまった
これを考えなければならない時が来てしまった
思いがけず
ここまでずいぶん長い時間を過ごせましたが
とうとう
とうとう
この時が来てしまった
今日もありがとうございます🍓
お嬢さんの頃
何か敷いてあるものが大好き❤
寝心地は?
すごい寝相(笑)
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